タイムズカー料金改定で改悪か

2019年10月からタイムズカーシェアは「タイムズカー」に変わり、料金が改定されることになりました。

利用者にとってメリット・デメリットのどちらが多いのでしょうか?

結論から言うと、2019年10月に増税されることもあり、料金は全体的に値上げされます

さらに車種の区分けが変わるため、大幅値上げになる車種も!

残念ながら、利用者にとっては改悪だと感じる部分が多いです。

タイムズカーでのメリット・デメリットについて

ユーザー目線から詳しい変更点をまとめていきます。

【2019年10月開始】タイムズカーとは?

2019年10月から始まる「タイムズカー」とは、ーシェアとレンタカーの強みを組み合わせた新しいサービスです

タイムズカーシェアとタイムズカーレンタルの車を融通し合うことで、予約できる車を増やします。

「カーシェアとレンタカーのいいとこどり!」と発表されていますが、「タイムズカー」になることでカーシェアの料金体系が変わり、料金は全体的に値上げされてしまいます。

一番気になる料金改定から見ていきます!

【タイムズカー料金改定】改悪点・デメリットは?

タイムズカーでの料金改定による、改悪点・デメリットは以下になります。

タイムズカーでの改悪点5つ

  1. 初期費用が値上げ
  2. 車種のクラス分け変更
  3. 距離料金が6時間から発生
  4. パック料金廃止
  5. ミニマムチャージ新設

1つずつ見ていきましょう。

初期費用が値上げ

2019年10月から、初期費用として必要なカード発行料が値上げになります。

カード発行料(個人) 1,550円→1,650円
カード発行料(法人) 640円→660円

タイムズカード発行料

初期費用に関しては入会キャンペーンで無料になることが多いので、値上げされても大きな影響はなさそうです。

月額基本料金は値下げになる

初期費用は値上げされますが、個人プランの月額基本料金は200円値下げされます。

月額基本料金 1,080円→880円

これまでと同じく、毎月月額基本料金と同額の無料利用料金がもらえます。

車種のクラス分け変更:ミニバンなどが大幅値上げ!

これまで車種はベーシッククラス・プレミアムクラスの2種類に分かれていましたが、

2019年10月からは、ベーシッククラス・ミドルクラス・プレミアムクラスの3種類に分類されます。

タイムズカー車種3クラス
出典:タイムズカーシェア

新たに設置されるミドルクラスには、現在ベーシッククラスのシエンタやフリードなどが入ります。

空港乗り捨て_車種ミドル1

これらの車種(赤枠内)は、ミドルクラスに変更になることによって、利用料金が大幅値上げになってしまいます。

一方、スバルXVやCX-5など(青枠内)は、プレミアムクラスからミドルクラスに変わることによって利用料金が安くなります。

ファミリーで利用する場合はシエンタなどのミニバンがすごく便利なので、値上げされるのは辛いですね。

パック料金がなくなる!ミドルクラス/プレミアムクラスは大幅値上げ!

タイムズカーシェアでは、予約時に「ショート料金(15分単位)」「パック料金」からプランを自分で選ぶことができます。

しかし、2019年10月からはパック料金が廃止され、予約時間を入れると「最大時間料金」が自動的に適用されるようになります。

パック料金はクラスに関わらず同じ料金でしたが、廃止後の長時間利用の際には、車種のクラスによって料金が変わってしまいます。

【現在】

ベーシック プレミアム
時間料金(15分) 206円 412円
6時間パック 4,020円
12時間パック 6,690円
24時間パック  8,230円
36時間パック 12,000円
48時間パック 14,000円
72時間パック 20,000円

タイムズカー変更点

【2019年10月から】

ベーシック ミドル プレミアム
時間料金
(15分)
220円 330円 440円
6時間まで 4,290円 6,490円 8,690円
12時間まで 6,490円 8,690円 13,090円
24時間まで 8,690円 11,990円 18,590円
36時間まで 11,990円 16,390円 25,190円
48時間まで 14,190円 19,690円 30,690円
72時間まで 20,240円 28,490円 43,890円


ミドルクラス、プレミアムクラスの車種は、6時間以上の料金が大幅値上げ!

消費税増税分よりかなり高くなってしまいます。

ナイトパックが1種類に減る

夜中に利用するときに使える「ナイトパック」が3種類から1種類に減り、車種クラスによって料金が変わるようになります。

【現在】

アーリーナイトパック
(18:00~24:00)
2,060円
レイトナイトパック
(24:00~翌9:00)
2,060円
ダブルナイトパック
(18:00~翌9:00)
2,580円

タイムズカー変更点

【2019年10月から】

ベーシック ミドル プレミアム
ナイトパック
(18:00~翌9:00)
2,640円 3,960円 5,280円

現在あるアーリーナイトパック、レイトナイトパックが廃止される形ですね。

さらに車種によって料金が変わってくるので、ミドルクラス以上はナイトパック料金もかなり高くなってしまいます。

距離料金が6時間から発生

タイムズカーシェアでは、長時間利用する場合に1kmあたり16円の距離料金が発生します。

現在距離料金が必要なのは、12時間以上の長距離パックから。

でも改定後は、6時間以上の利用から距離料金が発生する仕組みになります。

これはかなり痛い!

例えば、シエンタを6時間借りて100km走った場合、利用料金は約2倍にもなってしまうんです。

【現在】
パック料金4,020円+距離料金0円 = 4,020円

【2019年10月から】
最大時間料金6,490円+距離料金1,600円 = 8,090円

現在は、例えば7時間利用の場合は「6時間パック+ショート1時間」の組み合わせにすれば距離料金を無料にすることができます。

改定後はその裏技も使えなくなってしまいますね。

買い物やレジャーなどで6時間~半日ほど利用することが多い人にとってはかなり厳しい値上げになります。

24時間利用すると「ミニマムチャージ」がかかる

タイムズカーでは、「ミニマムチャージ」というものが新設されます。

これは、24時間以上の予約の場合、2日目の利用時間が2時間未満でも2時間分の時間料金が必要になるというものです。

ミニマムチャージ
出典:タイムズカーシェア

24時間以上利用する場合には注意が必要ですね。

補償サービスも値上げ

その他、安心補償サービスの料金やトラブル時の緊急出動費などが値上げになります。

安心補償サービス 309円 → 330円
緊急出動費 5,000円 → 5,500円
駐車違反 25,000円 → 27,500円

以上がタイムズカー料金改定での改悪ポイントになります。

いちばん大きな改悪ポイントは、車種の3クラス編成とパック料金廃止

距離料金が6時間から必要になるのも地味に痛いですね。

【タイムズカー】改善点・メリットはあるの?

タイムズカーメリットは

値上げ値上げで改悪点ばかり・・

でも、制度が変わって良くなる点・メリットもあります!

料金改定での改善点5つ

  • 96時間(4日間)連続で利用できるようになる
  • チャイルドシートがレンタルできる
  • 給油・洗車の特典が手厚くなる
  • 30日前から予約可能になる
  • 乗り捨て(ワンウェイ)利用できる箇所が増える(予定)

1つずつ見ていきます。

96時間(4日間)連続で利用できるようになる

現在のタイムズカーシェアでは、連続で予約できるのは72時間までですが、2019年10月からは96時間(4日間)連続で予約できるようになります。

カーシェアは「短時間利用がメイン」というイメージでしたが、レンタカーのように長時間利用も可能になるということですね。

カーシェアはガソリン代が無料!

距離料金は必要ですが、数日間の連続利用でも長距離を走らない場合は、レンタカーよりカーシェアの方が安くなる可能性が高そうです。

チャイルドシートがレンタルできる

タイムズカーでは、チャイルドシートやルーフボックスのレンタルが可能になります。

チャイルドシート 1,080円
ルーフボックス 3,240円
4WD 無料


乳児から使えるチャイルドシートが簡単にレンタルできたら、小さなお子さんがいるファミリーは本当に助かりますよね。

カーシェアチャイルドシート
ジュニアシートはどのカーシェアでも全車両搭載されていますが、現在チャイルドシート搭載の車があるのはカレコだけ

タイムズカーでレンタルできるステーションが増えるのはありがたいです。

チャイルドシートについてはこちらに詳しくまとめています
カーシェアでチャイルドシートは借りられる?設置状況やおすすめシートを紹介>>

 
ウインタースポーツをする人にとってはルーフボックスレンタルが便利ですね。

給油・洗車の特典が手厚くなる

タイムズカーシェアでは、利用中に給油や洗車をすると時間料金割引の特典があります。

2019年10月からはこの特典内容が手厚くなります。

現在 変更後
給油(20L以上) 15分割引 30分割引
洗車(水洗い) 15分割引 30分割引
給油+洗車 30分割引 60分割引

変更後は、2倍の時間料金割引が受けられるということですね!

給油と洗車の両方を行えば、その日の料金から1時間割引になるのかなりお得です。

30日前から予約可能になる

現在、予約は利用日の2週間前から可能ですが、2019年10月からは、30日前から予約が可能になります。

現在 変更後
予約開始 2週間前から 30日前から

乗り捨て(ワンウェイ)利用できるようになる

現在タイムズカーシェアでは、空港乗り捨てサービスが利用できるステーションが増えてきています。

出典:タイムズカーシェア
ベーシック プレミアム
乗り捨て料金 3,240円 4,320円

今後、さらに乗り捨てサービス提供拠点を増やしていくそうです。

タイムズカー料金改定に関する利用者の口コミは?

タイムズカーでの料金改定の発表を受けて、利用者の口コミを調べてみました。

全体的に、改悪だと感じる口コミが多かったです。

ナイトパックの一部がなくなったり、ミドルクラスができて利用料金が上がることに不満を感じる人が多かったです。

カレコなど、「他のカーシェアに乗り換えようかな」とう意見も多くありました。

やはり値上げは残念ですね。

【2019年10月開始】タイムズカーの料金改定は改悪点が多い

タイムズカーシェア上手に利用するポイント

2019年10月から始まる「タイムズカー」は、カーシェアとレンタカーのメリットを取り入れた新しいサービス。

92時間連続利用やチャイルドシートレンタルなど、便利になる点もありますが、

・全体的な料金値上げ
・パック料金廃止
・6時間から距離料金発生
・車種クラス3種類に変更

など、利用者にとって改悪点の方多いです。

消費税増税分以上の値上げになるのが厳しい!

我が家のように、休日に数時間のレジャーによく利用している人にはデメリットに感じる部分が多いと思います。

この機会に他のカーシェアとの料金をしっかり比較して、自分に合うカーシェアを見直すのもよいですね。